年末年始の買い物は、大みそかにまとめると慌ただしいですよね。値段が気になって早めに買っておきたくても、「お正月まで日持ちするかな」「冷蔵庫に入りきるかな」と迷うことはありませんか?
買い物リストは、食品・日用品・正月用品の不足分を分けて作るのがおすすめです。買い始めの参考になるのは、紀文の準備例にある12月に入ってからの日持ちする食品の購入。生鮮品は一緒に買い込まず、使う日・期限・保存方法に合わせて購入日を分けましょう。
この記事では、我が家用に選べる買い物リストと、早めに買う物・直前に買う物の分け方をまとめます。「早いほど安い」と決めず、食べきれる量と置き場所も見ながら準備するのがポイントです。
年末年始の買い物リスト|食品・日用品・正月用品
次の一覧は、全部そろえるためのリストではありません。作る料理や家で過ごす予定に合う項目を選び、すでにある物を消して使ってみてください。
食品は作る料理・家で食べる予定から選ぶ
食品は、お正月らしい品目を先に並べるより、「何を食べるか」を決めてから必要な材料へ分けると、使い道のない買い置きを減らせます。おせちを購入する家庭なら、そのセットに入っている物まで重ねて買う必要はありません。
| 食事・用途 | 買い物候補 | 先に確認すること |
|---|---|---|
| 年越しそば | そば、つゆ、ねぎ、用意する具材 | 乾麺・生麺のどちらにするか、食べる人数 |
| お雑煮 | 餅、だし、家の味に合う肉・野菜 | 作る日と、家にある調味料 |
| おせち | 買う料理、手作りする料理の材料 | 予約セットの内容と重複しないか |
| 普段の食事 | 米、パン、麺、卵、普段使うおかず | 外食や帰省を除き、家で食べる予定 |
| 来客・休憩 | お茶、飲料、菓子、果物など | 来客予定と食べきれる量 |
例えばお雑煮のために鶏肉を買うなら、ほかの料理でも使う予定があるかを見て、まとめて必要量をメモします。反対に、帰省中で家の食事が少ないなら、普段どおりの買い足しを減らしてもよいでしょう。特別な料理と日常の食事を分けて考えると、何が不足するかが見えてきます。
好みや食べられない物がある場合は、献立の段階で置き換えておきます。買った後で使い道を探すより、家族が食べる予定のある物をリストに残す方が準備しやすいですよ。
日用品・正月用品は不足分を先に確認する
日用品は、食品のように直前まで待つ理由が少ない物から点検しておきましょう。収納に余裕があり、使う予定が決まっている消耗品は、通常の買い物に合わせて補充する候補になります。大袋を増やす前に、棚の奥に予備がないかも確認してみてください。
- 生活用品:トイレットペーパー、ティッシュ、いつも使う衛生用品
- キッチン用品:ラップ、保存袋、食品用の保存容器、食器用洗剤
- 掃除・片付け用品:必要な洗剤、掃除道具、自治体の指定ごみ袋
- 機器の消耗品:使用機器に合う乾電池など
- 正月用品:使う予定の飾り、ポチ袋、箸、食器、お年賀や手土産
掃除用品は、掃除する場所と手持ちの道具を見て不足分を選びます。正月用品も、使える食器や道具は家にある物を確認し、不足分を書き出しましょう。
予約するおせちや手土産は、通常の買い足しとは別枠にします。販売元の当年の案内で、注文締切・受取日・配送条件を確認し、「注文済み」と「受取済み」を分けてメモしておくと、買い忘れと重複注文を区別できます。
年末年始の買い物はいつから始める?
日持ちする食品から買い始めるなら、紀文のお正月食材の準備が示す、12月に入ってからの流れが参考になります。乾物・缶詰・乾麺・調味料などを先に用意し、生鮮品は後の買い物へ分ける考え方です。
紀文の準備例を、品目と購入時期に分けると次のようになります。自宅では、右の欄の条件も確認して予定を調整してください。
| 品目のまとまり | 紀文の準備例 | 自宅での判断 |
|---|---|---|
| 乾物・缶詰・調味料など | 12月に入ったら | 表示どおり保存でき、使う日まで期限がある物を候補に |
| 泥つきの芋・長ねぎ・ごぼう・人参など | 12月25日ごろ | 品目・切ってあるか・保存場所を見て購入日を調整 |
| おせち用の生鮮品・市販おせち | 12月27日ごろ | 調理日・食べる日・商品表示に合わせて購入 |
これは紀文による準備例であり、その日に買えばお正月まで保存できるという期限表ではありません。紀文は暮れに作るおせちの材料を含めて案内しています。料理を作る日と、そのまま食べる日では、買い物の組み方も変わります。
「早めに買いたいけれど、早すぎても困る」ときは、日付を全部そろえなくて大丈夫です。まず日用品と日持ちする商品の不足分を用意し、残った生鮮品を使う日の近くへ回す、と考えると予定を立てやすくなります。
冷蔵庫に置く期間を延ばせない物まで前倒しする必要はありません。日程表には購入日だけでなく、使う日と保存先も一緒に書きましょう。買い物に行ける日が限られる場合は、その予定に収まる商品や献立へ調整する方法もあります。
早めに買う物と直前に買う物を分ける

購入時期を当てはめるときは、品名だけでなく商品の状態を見ます。同じ食材でも、未開封品・開封済み品・冷凍品・カットされた物を同じ日持ちで扱わないようにしましょう。
乾物・缶詰・調味料は表示と使う量を確認
乾物や未開封の缶詰・瓶詰などは、商品に書かれた保存方法と期限が、使う予定に合っていれば早めの購入候補になります。日持ちしそうという印象で選ばず、包装の表示を見てからリストへ入れましょう。
消費者庁の期限表示の説明では、賞味期限はおいしく食べられる期限、消費期限は過ぎたら食べない方がよい期限と区別されています。どちらも未開封で、表示どおりに保存した場合の期限です。開封後は、表示日まで置けると考えず早めに食べきります。
例えば、すでに開封した調味料があるなら、年末年始に使う量を見て、新しいボトルが必要かを考えます。乾麺も、そば・うどん・普段の買い置きを並べて、同じ用途の物を増やしすぎないようにしましょう。
使う料理がまだ決まっていない物は、安くても購入を待つ選択肢があります。未開封なら置ける商品でも、食べる予定がなければ在庫になってしまいます。先に献立を決められる物から前倒しし、決まらない物は保留欄へ移すと整理しやすいです。
冷凍食品は収納場所と解凍予定まで決める
冷凍品を早めに買う場合は、購入時から冷凍で販売され、保存方法が表示されている商品を候補にすると判断しやすくなります。冷凍庫の空き、商品の期限、調理方法を確認してから買いましょう。生鮮品を自分で冷凍する場合まで、同じ保存期間として扱うことはできません。
年末に冷凍のおせちを受け取る予定があるなら、その箱や容器を入れる場所も必要です。ほかの食品で先に埋めてしまわないよう、受取予定と収納をまとめて確認しておくと慌てずに済みます。
解凍が必要な商品は、食べたい日から商品指定の解凍時間を逆算します。買った日・受け取る日・解凍を始める日・食べる日を別々にメモしてください。商品ごとの指定を確かめてから、解凍を始める日を決めましょう。
厚生労働省の家庭向け食中毒予防では、室温での解凍を避け、必要な分を解凍してすぐ調理するよう案内しています。商品に指定がある場合はそれも確認し、収納場所や解凍の予定が確保できない物は購入量を減らしましょう。
生鮮品・市販おせちは使う日から逆算する
肉・魚・葉物野菜などは、早い購入日を先に決めず、調理日や食べる日から予定を立てます。買い物時に表示のある食品の期限を確認し、予定どおり保存して使える物を選びましょう。「年末用だから」と長く置く前提にはしません。
根菜も、丸ごとの物と、洗浄・カットされた物では状態が違います。前の表の根菜の時期を、カット野菜や三つ葉などへそのまま当てはめず、購入する商品の表示や販売元の保存案内を確認してください。保存する場所を決められない場合は、直前の買い物へ移してもよいでしょう。
かまぼこや伊達巻などの市販おせちは、食べる予定日に合う期限の商品を選び、開封するのは食べる準備に合わせます。紀文の準備例でも、これらの市販品は賞味期限への注意が添えられています。
家で作る料理は材料を使う日を、購入した料理は食べる日を基準にメモしましょう。受取予約がある物は、さらに受取後の保存条件を確認します。先に買える商品と、当日の状態を見て選ぶ商品を分けると、「買い物を早く済ませること」と「食べるまで適切に保管すること」を両立しやすくなります。
買いすぎを防ぐリストの作り方
品目と購入時期が見えてきたら、我が家の必要量へ絞ります。買い物へ出る前に、予定・在庫・購入済みの印をそろえておきましょう。
家で食べる日・人数・在庫を先に確認する
先に、年末年始に家で食べる日と人数を確認します。帰省、外食、来客予定を分けると、必要な食事の回数を考えやすくなります。来客用の料理がある日も、普段の食事をそのまま上乗せするかは見直してみてください。
次に冷蔵庫・冷凍庫・食品庫を見て、献立に使える物を探します。消費者庁も、買い物前の在庫確認と、使う分・食べられる量の購入を勧めています。買う品目を決めてから在庫に気づくより、手持ちを差し引いた不足分をメモする流れにしましょう。
記入例:料理・用途/使う日/食べる人数/家にある物/買い足す物と量/買う予定/保存場所
例えば年越しそばなら、食べる人数、家にある乾麺とつゆ、追加する具材を書きます。買う量が未定の項目は、店で大袋を選ぶ前に、献立や人数を確認する欄へ残しておきましょう。
家族と買い物を分担する場合は、同じリストを共有し、買った項目に印を付けます。予約品の受取もリストへ入れておけば、担当者が違っても不足分を確認できます。予定が変わったら購入量も直し、以前のメモをそのまま使わないようにします。
価格は同じ規格で比べ、使いきれる量を買う
「大みそかに買うと高く感じるから、先に買いたい」という迷いがあるなら、買う予定の品目について普段の価格やチラシを見ておく方法があります。ただし、特定の日を最安日と決めず、同じ商品や同じ容量・規格で比べましょう。
小さなパックと大きなパックを比べるときは、価格と容量を並べて確認してみてください。通常の商品と正月向けの詰め合わせも、中身と使う量を見て選びます。必要量に合う単位で価格を見て、余った分も使う予定があるかを確認しましょう。
安く買えても、保存できずに傷ませたり、食べきれず残したりすれば、望んだ節約にはつながりません。逆に、購入日を少し後にして必要量を買う方が、献立の変更に対応しやすい場合もあります。早めの購入が合うのは、使い道・期限・保存場所がそろっている商品です。
予算に合わない品目があれば、量を控える、別の料理へ変える、市販品と手作りの組み合わせを見直すなど、リストそのものを調整してもよいでしょう。お正月の品を増やすことより、家族が食べたい物を無理なく用意する方を優先してください。
買い物の最後に生鮮品を選び、帰宅後すぐ収納する
食品を買う日は、日用品などの買い物を先に済ませ、冷蔵・冷凍が必要な食品を最後に選びます。厚生労働省は、温度管理の必要な食品を買い物の最後に購入し、早めに帰宅して、すぐ冷蔵庫・冷凍庫へ入れるよう案内しています。
別の用事で持ち歩く予定があるなら、生鮮品の購入を後へ回すなど、買い物の順番を組み直しましょう。冷蔵庫へ入れるまでの予定も含めて購入日を決めると、まとめ買いの量を調整しやすくなります。
帰宅後は、肉や魚の汁がほかの食品にかからないよう、袋や容器で分けて収納します。冷蔵庫・冷凍庫の詰めすぎにも注意が必要です。先に買った物が奥に埋もれないよう、使う予定が分かる位置へ整理しておきます。
利用する店の年末年始の営業日や営業時間は、当年の店舗公式ページや店頭の案内で確認してください。「翌日も買い足せるはず」と決めず、食べる予定に必要な不足分を見て、買い足しが難しい日を把握しておきましょう。休業日を確認しても、保存できる範囲を超えて買い込む必要はありません。
まとめ|買う日より先に使う日を決めよう
年末年始の買い物は、食品・日用品・正月用品の候補から、我が家に必要な不足分を選ぶことから始めましょう。日持ちする商品や日用品を先に、生鮮品を使う予定に合わせて後に分けると、一度に全部そろえようとせずに済みます。
購入日の参考例はあっても、食品の期限を保証するものではありません。使う日、表示された保存方法、冷蔵庫の空き、食べる人数を見て、買う便を決めるのが基本です。
まずは家にある物を確認し、食事予定をメモしてみてください。その後で買う物と量を足し、購入済みの印を付ければ、買い忘れと買いすぎの両方を見直せます。早めに準備する安心感と、食べるまで無理なく保管できる量のバランスを取りながら進めましょう。