今年の年末年始は一人。せっかくの休みだから何かしたいけれど、家でのんびりするのもいいな、と迷っていませんか。帰省や大きな予定がなくても、自分の希望に合わせて過ごし方を選んで大丈夫です。
休みたいなら家でゆっくり、好きなことをしたいなら趣味や食事、気分を変えたいなら近場の外出を候補にしましょう。旅行など予約が必要な予定は、費用と変更条件を確認してから決めるのがおすすめです。
ここでは、家での過ごし方から外出まで、目的と準備の手間で選ぶ方法をご紹介します。予定を埋めることを目標にせず、今の自分がしたいことと、休みに入る前に確認することを分けて考えてみましょう。
一人の年末年始は、目的と準備の手間から選ぼう
最初は「どこへ行くか」より、「どんな時間にしたいか」から考えるのがおすすめです。休養、趣味、外出という分け方を、予定を選ぶための目安にしてみてください。
| 今の希望 | 過ごし方の例 | 先に考えること |
|---|---|---|
| ゆっくり休みたい | 家で読書、音楽、好きな食事 | 家事や食事の手間をどこまで減らすか |
| 楽しみを作りたい | 作品鑑賞、料理、趣味の制作 | 手元で始められるか、材料が要るか |
| 外へ出たい | 散歩、喫茶、展示、旅行 | 営業、移動、予約、費用 |
候補ができたら、使いたい費用、準備にかけられる手間、休みの前後にある仕事や用事を見直します。旅行の準備を楽しみたいのか、予約を考えず自由に過ごしたいのかでも選び方は変わります。迷う場合は、家でできる案を用意しておき、外出するかを後から決める形も選べます。
家で過ごすなら、休む時間と楽しむことを組み合わせる
家での過ごし方は、何かを完成させる予定にも、何もしない余白にもできます。大きな準備が要らない案から選び、気が向いたら楽しみを加える、という順序で考えてみましょう。
休養の日は予定を詰め込まない
休むことを優先したいなら、家事や目標を増やさず、好きな場所で本を読んだり、音楽を聴いたりする過ごし方はいかがでしょうか。「休日らしい成果を残す予定は入れない」と自分で決めても構いません。何をしたくないかから考える方法もあります。
例えば、料理を休みたいなら、家にある食べやすいものや買ってきた食事を選びます。逆に、台所でゆっくり過ごすことが好きなら、食事作りを楽しみの中心にしてもよいでしょう。家事か趣味かを周囲の基準で決めず、自分が負担に感じるかを選ぶ軸にします。
片付けが気になる場合は、座る場所を整える、使う食器を出す、といった今過ごす場所の準備にとどめる案もあります。部屋全体の大掃除を年末年始の宿題にしなくても大丈夫です。片付けそのものをやりたい気分なら取り組み、疲れたら区切る予定にしておきましょう。
休養の日は、起きて食事をし、その後は本か音楽かを選ぶ程度の大まかな流れでも十分です。勉強など進めたいことがあるなら、休む予定とは分けて書き出すと、その日の気分で選びやすくなります。
手元の趣味や食事を楽しむ
楽しみを作りたいなら、まず読みかけの本、持っているゲーム、気になっていた作品など、手元で始められる候補を見直してみましょう。買い足すことから始めず、今あるものの中から「これならやってみたい」と思えるものを選ぶ方法です。
読書なら気になっている章から読む、映画なら観たい作品を探しておく、制作なら使う道具を机に出す、といった準備に分けます。読み終える、作品を完成させるなどの目標が楽しみになるなら設定し、義務に感じるなら決めずに始めても構いません。
美術や歴史に興味があるなら、公式のオンライン資料を探す選択もあります。例えば東京国立博物館の公式サイトには、名品ギャラリーやデジタルライブラリーへの入口があります。現地へ行く予定を立てる前に、気になる作品を探す過ごし方もできます。
食事を楽しみにするなら、作りたい料理を選び、必要な材料と片付けの手間を見てから決めましょう。手作りが楽しみなら挑戦し、食べることが目的なら市販品を選ぶ、という分け方です。お正月らしい料理をそろえることにこだわらず、普段から好きなメニューを選んでもよいでしょう。
振り返りをしたい場合は、残しておきたい出来事や次にやってみたいことをノートへ書く案もあります。買い物や下準備が必要なものと、今から始められるものを分けておくと、休みに入ってからも選びやすくなります。
外へ出たい日は、近場と予約が必要な旅を分けて考える

外出を選ぶときは、行き先への興味に加えて、予定をどの程度決めておきたいかも考えます。近所を歩く案と、交通や宿を予約する旅では、決める項目が異なります。準備の手間も含めて選びましょう。
近場の営業と帰り道を確認
遠出までは考えていないなら、散歩、気になっていた喫茶店、展示を見に行く予定などを候補にできます。歩きたいのか、店内で過ごしたいのか、作品を見たいのかを先に決めて、その目的に合う場所を探してみましょう。
施設や店を目的にする場合は、出かける日が決まった時点で公式サイトの営業案内を確認します。通常の営業時間が載っていても、目的の日に利用できるかは日付別の案内を確かめてください。検索結果に残った過去の年末年始案内と、今回の案内を取り違えないようにします。
確認先の例として、東京国立博物館の公式サイトには、本日の開館情報と来館日を選ぶカレンダーがあります。このように、開いている日、見たい展示、入館に関する条件をつなげて確認すると、何のために行くかも具体的にできます。
目的地を選んだら、行き方と帰りの交通も見直します。外出先で食事をしたい場合は、入場施設と飲食店を別々に確認しましょう。施設が開いていることから、周囲の店も利用できると決めつけず、自分が使う場所の案内を見ます。
予約不要の散歩や喫茶なら、天候や当日の気分に合わせて選べます。入館などを予約している場合は、予定変更の際も取消条件に従って対応してください。
旅行の総額と変更条件
日常と違う場所で過ごしたいなら、旅行も候補になります。まず行きたい場所と、現地でしたいことを出し、その後に移動、宿、食事を組み合わせてみましょう。宿に泊まることが目的なのか、観光が目的なのかで、必要な予約も変わります。
費用を見る際は、宿泊料金に交通費、食事、入場料などを加えて考えます。表示された宿の価格に加え、実際に選ぶ宿泊プランの利用人数や食事の有無も確認してください。無理なく使いたい予算に収まらないなら、近場へ出かける案に変えることもできます。
予約前に確かめたいのは、支払いの時期、変更できる条件、取り消す場合の扱いです。例えばえきねっとの変更・払戻案内では、きっぷの受取前と受取後で扱いが異なり、受取後に変更できない割引商品も案内されています。「後で変えればよい」と考える前に、自分が買う商品の条件を読みましょう。
宿も交通も、予約が成立した内容を確認してから予定表へ入れます。現地で行きたい施設の営業確認も、移動や宿の手配とは別の作業です。宿が取れたからといって、目的の展示や食事まで利用できると考えないようにしましょう。
行き先や休みの予定が定まらない場合は、条件が分からないまま決済を急がず、候補を調べる段階にとどめましょう。予約不要の近場の案とも比べて選べます。
準備は予定が決まったときから、当日の余白まで考える
年末年始の準備を、特定の日までに済ませる宿題にしなくても構いません。選んだ予定に必要な確認を、予約前、休みに入る前、当日の順で整理してみましょう。
休み前の予約・用事の確認
予定が決まったら、予約や営業確認が必要な項目から準備します。家で手持ちの本を読む予定なら大きな手配は要りませんが、取り寄せた食事を楽しむなら受取日、外出するなら利用日の営業、旅行するなら予約の成立内容を確認する、というように分けます。
利用条件と費用を見て予約し、予定が決まってから必要な物を用意すると、準備範囲を絞れます。行けるかどうか分からない段階で、専用の用品を買い足さなくてもよいでしょう。
休みに入る前には、普段使う店や受け取りたい配送など、自分が利用する予定のサービスを見直します。営業日や受付の案内は利用先の公式情報で確かめ、今回の年末年始のお知らせがあるかも確認してください。未発表なら、公開後に見るための確認事項として残します。
出発前には、利用先と交通の最新案内をもう一度確かめます。家で過ごす場合は、用意した楽しみを見直し、その日の気分で選び直せば十分です。準備表には「予約済み」「要確認」「当日決める」と書き分けると、今することと後で選べることを整理できます。
予定変更と連絡の余白
当日になって誰かと話したくなることもあるので、連絡できる余白を残しておきましょう。反対に、静かに過ごしたいときは、その予定を維持しても構いません。
話したい相手がいる場合は、休みに入る前に「都合が合えば近況を話したい」と軽く伝えてみる方法があります。電話、メッセージ、オンライン通話など、相手と自分が無理なく使える方法を選びます。先方にも予定があるので、返信や約束を前提に休み全体を組み立てないようにしましょう。
誘う内容に迷ったら、「年末年始は家にいる予定です。空いたときに話せたらうれしいです」のように、自分の希望と相手が選べる余地を一緒に伝える案もあります。大きな集まりを計画しなくても、近況を送るという選択ができます。連絡を取りたい相手が思い浮かばないときに、無理に予定を作る必要はありません。
SNSを見ていてつらくなるなら、いったん閉じて、用意した本や作品へ切り替える選択もあります。誰かの休日と比べて、自分の予定の良し悪しを決めなくて大丈夫です。外出をやめる場合も、「失敗した休日」とせず、家で過ごす案を選び直したと考えてみましょう。
外出をやめたときの代案は、観たい作品を選ぶ、家で好きな食事をするなど、自分で始められるものを一つ用意しておくと選び直しやすくなります。
まとめ|自分に合う予定を、できる準備から整えよう
一人の年末年始は、休養、趣味、外出という目的から過ごし方を選んでみましょう。家でゆっくりすることも、好きな食事を楽しむことも、予定を調べて旅に出ることも、自分の希望に合わせて考えられます。
予約や営業確認が必要な予定は、利用条件を確かめてから決めます。家でできる代案も残しておけば、予定が変わったときに選び直せます。大きな準備ができない場合は、手元の楽しみから始めても構いません。
周りと同じ年越しにしようとせず、使いたい費用と準備できる手間を見ながら、過ごしたい時間を整えていきましょう。