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保険の契約申し込み。保障が始まるのはいつから?

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生命保険契約の申し込みをしたから、万が一の備えはバッチリ!と思っていませんか?
保険の契約日は基本的に申し込みに必要な書類が揃い保険会社が契約の承諾をした翌月1日になります。

じゃあ、申し込みから契約日までの間に万が一のことが起こったらどうなるの?と不安になる方もいらっしゃるかもしれませんね。

生命保険に契約日と責任開始日(責任開始期)という用語があります。
保険契約日は先ほどのように、必要な書類が揃い保険会社が申し込みの承諾をした翌月1日のことです。そしてこの日から保険料が必要になります。

もう一つの責任開始日(責任開始期)は申し込んだ生命保険契約の保障が始まる日です。

そう、実は保険契約で重要視するのは契約日よりも責任開始日なんです。

責任開始日と契約日の関係ですが、責任開始は契約日よりも前に始まります。
※がん保険は責任開始日は90日後です

基本的に申込・告知・保険料充当金が揃った日が責任開始日になるんですよね。

保険会社の契約承諾は申込・告知・保険料充当金が揃った後の審査が終わってからですが、引き受け承諾の場合は承諾日ではなく、書類等が揃
った日に遡って責任開始になります。

わかりやすく言うと、必要なものを揃えてから保険会社の審査が3週間かかったとしても、引き受け承諾された契約ならば、書類等揃えた1週間後の保険事故でも支払いがされるということなんです。

ただし、責任開始から保険料支払いまでに保険事故があった場合でも、第1回目の保険料の支払いは必須ですから完全無料で保障が受けられるってことはありません。

責任開始という仕組みからも、保険契約は月初にしたほうがお得って言われています。保険契約には翌月1日なので保険料を払うのは翌月分からでいいのに、必要な書類等が揃えば、月初から責任開始日が始まるので何かあった場合保険料を払っていない期間でも保障が受けられるんです。なんだか得した気になっちゃいますよね。

保険契約の保障が始まるのは申込日ではなく責任開始日ということはご理解いただけたでしょうか。

責任開始日が重要なのはよくわかった彼ど、申込・告知・保険料充当金が揃った日が責任開始日なら、保険料が口座振替やクレジットカード払いの時はどうなるの?という疑問がわいてくるかもしれませんね。

特に1回目の保険料を口座振替にした場合、たいてい保険契約日以降に振り替えられますもんね。そうなると契約日より責任開始日が後になる?といった心配もあるでしょう。

このような心配をなくすためにも、1回目の保険料を口座振替にする場合は「責任開始期に関する特約」が付いているか確認しましょう。

責任開始期に関する特約(アフラックの場合)
契約日:
申し込みおよび告知がいずれも完了した日の属する月の翌月1日(契約日の満年齢で保険料が決まります)
保障の開始:
申し込みおよび告知がいずれも完了した日

例でアフラックの場合を記載しましたが、保険会社によって特約の名前が若干違うかもしれません。1回目の保険料を振り込みではなく口座振替などにする場合は責任開始日についての記載を十分にチェックしてくださいね。

クレジットカード払いの時は口座振替と同じような後払いで責任開始の特約を付ける場合とは別に、決済が可能かどうかを確認し、決済枠の予約を取る手続きであるオーソリゼーションをしてオーソリゼーションコード(承認番号)をとってその場で支払いがされたと同様の手続きをする場合があります。どちらの方式かは保険会社によって違うのでしっかり確認しておきましょう。

いろいろ確認するのは面倒と思うかもしれませんが、保険代理店などで申し込む際は担当者がそれぞれの保険について責任開始日の説明や払い方のよっての違いなど詳細に説明してくれるので、遠慮なく聞いてみてくださいね。

では保険代理店などで加入せず、自分でネット保険に申し込む場合はどこに気を付けておけばいいのでしょうか。

ネット通販の生命保険会社の場合、WEB上ですべての手続きを完了するため基本的に申し込み日が責任開始日(がん保険の場合90日後)となりますが、念のため約款を見て確認しておきましょう。

約款は何十ページもありますが、「保険開始について」「責任開始日について」といった項目は最初のほうにあるので、面倒くさいと思わずチェックしてくださいね。

生命保険は申し込んだらすぐ保障が始まるわけではありませんが、保険会社が申し込みを承諾すれば、必要書類等が揃った日に遡って保障が始まります。

保険代理店で働いていた時に経験の長い営業の方から「保険料は後払いの特約を付けてでも、保険は思い立ったらすぐ入ったほうがいい。たった一日で運命が変わることだってあるんだから」と、経験談を聞いたことがあります。

そのお客さんはけがや病気が気になったので保険に入ろうと相談に来たのですが、その日は決めずに持ち帰ったそうです。そして不運にも次の日に事故にあってしまったのです。

営業の方は前の日に入ろうと相談を受けていたのだから、なぜ申し込みまですませなかったのかととても悔やんだそうです。

ドラマみたいと思うかもしれませんが、こんなことって実際に起こることなんです。

だから保険を申し込もうと思った時は必要書類等はできるだけ早く提出してくださいね。
引き受け承諾が前提ではあるけれど、自分や家族の為に保障が早く始まるようできるだけのことをしておきましょう。