本ページはプロモーションが含まれています。

保険が失効した時の復活手続き。できないこともある?

スポンサーリンク

この記事は約 7 分で読めます。

あなたは保険料が引き落としができませんでしたというお知らせを受け取ってもそのままにしていませんか?

月払いならば次回引落の翌月2か月分引落されたりすることもありますが、半年払いや年払いなどの場合は翌月再度引き落としされるといったことはありません。

保険料の引落ができないと保険は失効という状態になってしまいます。

保険料のお支払いがなかったために保険契約が失効します。といった内容の葉書をもらったことがある人もいるのではないでしょうか。

失効と言うことがどういうことかわからないと何が起こったのかと心配になっているかもしれませんね。

そしてもしかして全部解約されてしまったのかと心配になる人もいるのではないでしょうか。

失効のお知らせが来たときにどういったことをすればいいのか。そもそも失効してるとどんなことが起こるのか、復活手続きは必ずできるのかといったことを解説していきますね。

保険契約の失効とは
保険契約の保険料が決められた期限までに支払われないと保険契約が失効してしまいます。

失効になっても保険を使うようなことがあってから復活させればいいんじゃないかと思うかもしれませんね。でもそれは大きな間違いです。

失効状態になってしまうと保険の効力がなくなります。
そのため保険金を受け取れるようなことがあっても、契約が失効状態ならば保障を受けることができません。

万が一失効状態になっても手続きをすれば保険効力の復活が可能です。

再び保障が開始されるのは契約が復活した日からとなります。失効期間中の病気・ケガは保障対象外となるので注意してくださいね。

そうでないとずっと失効させて保険金を受け取りたい時に復活するということもできてしまいますよね。

月払いや年払いなど払い方によって失効するまでの期間が違ってきます。これは保険料の払込猶予期間といい次のようになっています。

払い方 払込猶予期間
月払の場合 払込期月の翌月初日から末日まで
年払または
半年払の場合
払込期月の翌日初日から
翌々月の月単位の契約応当日まで

例えば2月払いの月保険料の場合は3月末まで、2月払いの年保険料の場合4月契約応当日までですいね。

保険の担当者がしっかりしていると、2月の保険料が引き落とせなかったらすぐ連絡が来ていたことでしょう。あなたの保険担当者は連絡くれていましたか?

月払い保険料の場合、翌月まとめて引落という手続きをすることが多いのですが、もしも翌月ついうっかり残高不足になってしまったら即失効ですよね。

その危険性を減らすためにも引落できなかった分は別途振り込みで支払うような手続きをしましょう。こういった支払い方を提案してくれる保険担当者でしたら保険の大切さをよく知っているので保険契約を任せしていて安心できる人でしょう。

解約返戻金のある保険の場合は自動貸付による「立替」が行われることがあります。解約返戻金相当がなくなるまで保険料が支払われるため失効のお知らせが届いた時には解約返戻金もなくなっていたという状態にならないよう注意してくださいね。

失効した保険を復活させる手続き

失効してしまった保険は一定期間内に復活させるための手続きが必要です。復活できる一定期間は死亡保険は基本的に3年以内ですが、医療保険やがん保険などは保険会社によって違いがあります。

失効した保険を復活させるためには、まず失効期間中の保険料の一括支払いが必要です。それだけではなく保険の種類によっては告知や診査が必要になります。

ここでポイントなのは保険料の支払いだけではなく、告知や診査も必要になるということですね。

あなたの健康状態が保険に加入した時と変わりなければ問題はありませんが、もし健康状態が悪くなっていた場合は、条件付きの契約になったり復活が認められなくなることがあります。
健康状態が悪くて復活できなかったということは、新しく同じような保険に入りなおすことも難しいでしょう。

医療保険なら緩和型にすれば保険に入ることは可能かもしれませんが、失効させてしまった契約よりも条件が悪く保険料も高くなることも否めません。

こういったことを考えると保険を失効させないことが重要になってきますね。

保険契約を失効させない方法

保険を失効させないためには保険料の未納を防ぐことが大事です。いくつか方法をご紹介しますね。

保険料のクレジットカード払い

保険料の未納を防ぐ手段として、クレジットカード払いにすることが一番簡単です。自分の口座残高に関係なくクレジット会社が保険会社に支払ってくれるので未納は防ぐことができます。そのあとの支払いを滞らせてクレジットカードを止められるといったことがなければ安心確実な方法です。

保険料引落口座専用口座を作る

保険料のクレジットカード払いの取り扱いがない保険会社もあるでしょう。
そのような場合には保険料の引落口座を生活口座ときちんと区別して残高不足にならないように管理しておきましょう。定期預金をして残高不足の際の自動貸し付けができるようにしておけばもっと安心ですね。

保険の支払い方を変更する

月々の支払いは難しいけれどボーナス後ならまとめて支払えるということであれば、半年払いや年払いの契約に変更しましょう。
払い方の変更だけなら告知や診査の必要もありません。保険の担当者に相談してみてくださいね。

保険内容の見直しをする

保険料を支払う余裕があれば上記の二つで未納を防ぐことができるでしょう。
それでも未納になってしまうのであれば、保険料の負担が大きいのかもしれません。
保険内容の見直しをして必要最小限、かつ支払える保険料の保険を再度考えてみましょう。

まとめ
保険が失効してしまっても一定期間内であれば手続きをすることで契約の復活をさせることができます。

ですが再度告知や診査が必要となるので健康状態によっては必ずしも元の契約内容のまま復活できるわけではありませんし、復活そのものができない場合があります。

家族や自分のために考えて加入した保険を失わないためにも、失効しても復活できると安心しないでまずは未納という状態にならないようにしてくださいね。