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保険の謝絶は記録に残る?断られたら他社でも加入不可?

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保険の申し込みをしたら結果が謝絶だったらショックですよね。そしてもう保険には入れないのではないかと考えてしまうかもしれませんね。

保険の謝絶をされたことが記録に残って他社にも知れてしまうのではないかといった不安もあるでしょう。

保険の申し込みを謝絶されるともう保険に入れなくなるのか、謝絶結果が他社へ情報提供がなされるのかその仕組みを確認してみましょう。

謝絶の記録は残るのか
保険の申し込みをして謝絶になったら保険契約が成立しませんが、申し込みをして謝絶になったという記録は保険会社に残ります。

保険が成立しなくても保険の申込書は法人税法126 条1項における取引に関する帳簿書類になるため少なくとも7~10年間保管されます。

逆に年々以上持っていてはいけないという規則はないため各保険会社の最長保存期間はわかりません。以前は紙ベースでの保管でしたが電子化もできるようになったため長期間保管しやすいし、検索も容易な環境になってきていますね。

謝絶の理由

謝絶の理由は健康上の問題といったようにある意味大雑把な理由になっています。
具体的に検査結果のこの数字がこうだったからといった情報は保険会社独自の基準であるため公開されません。

保険担当者から保険を申込すると引き受け可能なのかといったチェックをしてくれます。
最初から加入が難しいと思われる場合には、申込を勧めることはないでしょう。

謝絶になるかもしれないけれど、もしかしたら条件付になるかもしれないからチャレンジしてみたいといった場合でなければその保険はあきらめましょう。

なぜなら謝絶の記録が残ると同じ保険会社での他の保険加入に影響が出る可能性も否めないからです。

実際に告知だけでは入れる保険と同時申し込みをして、一方が謝絶になった場合告知だけでは入れると思われた保険も謝絶になったお客さまがいましたが、謝絶になった保険の影響でだったのかはやはりわかりませんでした。

一方では片方が謝絶になっても問題なくもう一つの保険に加入できたお客様もいらっしゃいましたので、1件の謝絶がその保険会社の保険全てに影響してしまうかは保険会社やその時の状況によるのかもしれません。

そのため謝絶になる可能性がある保険は問題なく他の保険が加入で来てから申し込むスケジュールにする担当者も多いでしょう。その場合はきちんと説明があると思いますが、こういった理由もあるんだなと頭の片隅に置いておいてくださいね。

他社でも加入できなくなる?

保険会社が他の保険会社と情報共有しているという話を聞いたことがあるかもしれませんね。

保険会社は生命保険制度のモラルリスクへの対応として契約内容登録制度を実施しています。

生命保険協会の登録センターに契約者の契約内容を登録するんですね。保険の申し込みがあったら保険会社は生命保険協会に契約者の契約内容の照会をすることができるんです。

15歳未満の死亡保障はすべての保険会社合わせて1000万円以下となっていますが、このような場合契約者の自己申告だけではなく、生命保険協会に照会したうえで限度を超えない契約を引き受けるといったこと等に使われます。

保険の申込が謝絶になった場合、同じように生命保険協会に登録されて他社にも情報が知られてしまうのではないかと心配になるかもしれませんね。

ですが安心してください。
登録されるのは契約内容です。

申込が謝絶になっているということは契約できていないということですから、生命保険協会に登録されることはありません。

参考
生命保険制度モラルリスクへの対応
・契約内容登録制度
・契約内容照会制度
・支払査定時照会制度
・不正請求対応の情報共有

謝絶になって他社で申し込みをするときの注意点

謝絶になっても他社で申し込みをすることは可能ですが、またそこで謝絶になってしまうことは避けたいですよね。

健康上の問題などで謝絶になるかもしれないと思う場合は、ネット保険の申し込みは避けた方がいいでしょう。

まず自分では引き受けしてもらえるかもらえないかの大まかな判断はもちろんできませんし、告知書記入のポイントもわからないでしょう。

そんな時は保険担当者を通じての申し込みにしましょう。
保険担当者はおおまかな引き受け基準がわかっていますから、そもそもその基準で引っかかってしまうということも教えてもらえるため、無駄な申し込みを避けることができます。

また告知書記入の際も書き方のポイントを教えてくれるでしょう。
当然正直に書くこと前提ですが、そのような症状があるならこういったことを書き加えておきましょうといったアドバイスを受けることができます。

経験の多い担当者ならば、通院してそのままになっている病気があれば、現在の状況をお医者さんに確認してから申し込んだ方がいいなど謝絶のリスクを避けるための様々な方法を教えてくれるでしょう。

診査の日は体調が悪かったから別の日でもう一度診査をしてほしいと希望しても、一度謝絶になれば翻すことはできません。

保険が必要だからこその申し込みです。保険担当者とよく相談をして謝絶のリスクを減らせるよう準備をしてから申し込みしてくださいね。

まとめ

保険の申し込みで謝絶になった場合は申し込みをした保険会社で最低7年は情報が保管されます。そのため同じ保険会社ではほかの保険の申し込みも難しくなる可能性があります。

ただし、謝絶されたという情報は他の保険会社に公開されることはありません。
保険会社ことに謝絶条件は違うので、他社で申し込みをして引き受けしてもらえる可能性は十分にあります。

ですが保険加入を万全にしたいのならばネットでの自己加入ではなく、ぜひ保険代理店やファイナンシャルプランナーなど保険担当者の力を借りてくださいね。

なぜなら保険の担当者は申込基準を熟知しているので、そもそも申し込もうとする保険会社での加入が無理な場合は他社を提案してくれるなど謝絶という状況にならないよう配慮してくれるからです。

そしてあなたのにとって最適な保険商品がその保険会社にしかないのであれば、これまでの契約での様々な告知内容とその結果をたくさん経験しているからこそわかる告知書に書いておいた方がいい情報や、契約者自身で準備できる様々なことをアドバイスしてくれるんです。こんなに心強いことはないですよね。

それは診査の日に体調が悪ければ無理をせず日程変更するとか、健康診断結果に要検査があれば受けておくなど些細なことも多いかもしれません。

家族のための保険が謝絶という結果になって後悔しないように、アドバイスを受けてからの保険申し込みをしてくださいね。