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医療保険を複数社で加入するメリットと気をつけておきたいこと

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医療保険の加入を考えて提案をもらってもなかなか一つに決められないことってありませんか?

主契約は各社あまり差がありませんが、特約はそれぞれ魅力的だったりしますよね。
いっそいくつかの保険会社に分けて加入しようと思うかもしれませんね。

そんな時のために、医療保険を複数社で加入した場合のメリットと複数加入を選ぶポイントを覚えておきましょう。

医療保険を複数加入するメリット

一番心配なのは複数加入していても万が一の時に1社からしか保険金が受け取れないのではないかということではないでしょうか。

医療保険の給付の仕組みは「定額給付」です。
医療保険は損害保険のように実際にかかった費用を補填する「実損補填」タイプの保険ではありません。

複数社加入した場合はそれぞれから保険金を受け取ることができますので安心してくださいね。

1)希望の保障を付けることができる

医療保険の主契約は基本的に各社違いがありません。違いがあるのは保障される日数限度や通院費用が出るかといったことなのですが、一番悩むポイントでもありますよね。

短期入院保障が欲しいし、通院保障も欲しいけど両方兼ね備えた保険がないといった場合はいいとこどりができる複数社加入を検討してもいいかもしれません。

その場合でも保障の内容は程よく重複させて片方で給付を受けることができなかった場合でも、もう片方では受け取ることができるようにしておきましょう。

2)保険会社の破綻などのリスクを軽減できる

保険会社の破綻などそうそうあることではないかもしれません。破綻したとしても契約は別の保険会社や生命保険保護機構に引き継がれるため保障が無くなることはありません。

ただそういったことが起こると保険金の支払いにも時間がかかるでしょう。そんな時に複数社で加入してれば一方の保険会社からは問題なく保険金を受け取れるので安心ですね。

複数社加入の場合欲しかった保障も付けられるし、保険会社破綻のリスクも軽減できるというメリットがあるのですが、いいことばかりではありません。

申込手続きに時間がかかったり保険請求するときの費用が増えることなどいくつかの注意点も考えたうえで複数社加入を決めましょう。

1)申込に手間がかかる

まずは複数社の保険からどのような組み合わせにするのか決めるまでも時間がかかってしまうでしょう。

申込自体も告知書だけで済む場合はあまり負担にならないかもしれませんが、病院で診査を受けるよう契約の場合、複数社分手続きが必要になり時間もかかってしまうことも考えておきましょう。

2)保険請求時の費用が増える

保険を請求する場合基本的に診断書が必要になります。他社へ提出した診断書のコピーで診断書の代用ができる保険会社もありますが、原本が必要な場合保険会社の数だけ診断書が必要になります。

診断書は1枚につき3,000~7,000円程度かかるため、複数社の場合は結構な負担額になってしまいますよね。

例えば2社でそれぞれ日額5000円の入院保障に加入していた場合
2日入院したとすると

給付金額:5,000円×2日間×2社=20,000円
診断書費用:7,000円×2枚=14,000円
差し引き受取額:6,000円

もしも1社で同じだけの保障に加入していた場合なら差し引き受取額は13,000円になります。
このようにそれぞれの保険の加入金額にもよりますが、短期の入院の場合など請求してもあまりメリットがないといったことも考えられます。

3)保険料の負担が増える

一社で加入する場合、日額5000円の入院給付を1万円に変更しても保険料は倍にはなりません。入院給付の保険料がほぼ同じであるならば、2社にわけて日額5,000円ずつ加入すると割高になるでしょう。

また1社だけでは満たせない特約等を付けるための加入なので1社で加入するよりも保険料の負担が増えることは考えておきましょう。

いくつかの注意点を上げてみましたがいかがでしょう。
いずれも許容できる範囲であるならば医療保険を複数加入するメリットを十分発揮できるでしょう。

まとめ
医療保険に複数社加入しても問題なく保険金を受け取ることができます。
複数社加入は各社のいいとこどりができるところがメリットですが、その分手続きは煩雑になったり保険料の負担も増えてしまいます。

保険料が払っていけるのであれば、各社のいいとこどりで安心もできるので複数加入を考えてみてもいいでしょう。

私自身も保障内容の違いでとても悩んでしまった経験があるのですが、結果的には1社に絞って加入しました。

なぜならこれからも医療保険は進化していきます。新しい商品が出るたびにいいとこどりで追加加入をしていくというのは無理がありますよね。目移りしてしまうよりも自分が最低でも必要な保障内容を選択して1社での医療保険加入を考えてみてはいかがでしょう。

いま1社に絞っても途中で見直しが必要になるので一生そのまま過ごすわけではありません。特に医療保険は進歩が速いので10年定期にして更新時に進化した医療保険に入りなおすという選択をする方も少なくはありません。

複数加入の際の注意点
1)申込に手間がかかる
2)保険請求時の費用が増える
3)保険料の負担が増える

この中で一つでも気になるのであれば、まずは1社に絞って医療保険加入をしてくださいね。