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運用を考えると証券会社を活用することになりますね。その時に気になるのがマイナンバー提出のことという方も多いのではないでしょうか。
マイナンバー施行前に証券口座を作ったままで、ほったらかしにしていたという方もいらっしゃるかもしれませんね。
証券会社へのマイナンバー提出について現状どうなっているのかおらせしますね。
証券会社にマイナンバーの提出は必要?
マイナンバーが2015年に施行されたため、各証券会社はマイナンバーの対応について各取引ごとに詳しく解説をしています。
結論としては、証券会社へのマイナンバー提出は必要です。
どの証券会社も2016年1月からマイナンバー無しでは口座を作ることができなくなっています。そのためこれから証券会社での運用を考えるならばマイナンバー提出を避けることはできません。
ですが証券会社に口座を持っているけれどマイナンバーを提出した覚えがないという方もいるかもしれません。なぜなら2015年末以前に証券会社に口座を開いた場合はマイナンバー提出に猶予期間が設けられているからなんです。
その提出期限は2018年末になっています。ただしNISA口座で運用していた方は2017年10月が猶予期限となっていました。
2015年末までに開設済み:2018年末までにマイナンバー提出必須
証券会社へのマイナンバー提出をしない場合
これから証券会社での口座を開設しようとした場合はマイナンバー提出が義務付けられているため、残念ながらマイナンバーを提出しないという選択肢はありません。
2015年末以前に口座を開設していた場合、2018年末までならば通常の取引は可能です。
ですが、NISA口座を解説するとか特定口座の開設をする場合はその手続き時にマイナンバーの届けが必要になります。
手続きの際必要なのに出さないとどうなるかというと、やはり手続きができませんとお断りされることになります。
すでに口座を開設していていた方でNISA口座で運用していた場合、マイナンバーの提出期限は2017年10月まででした。
提出しなかった場合どうなったかというと、2018年以降NISA口座での買い付けができなくなりました。
すでに口座を開設済みで2018年末のマイナンバー提出猶予期限を過ぎてしまうと同じように取引ができなくなる可能性があります。必ず提出しておきましょう。
マイナンバーカードを持っているならば各証券会社のアプリからの登録もできるようになっているので郵送の手間も省けますね。
通知カードしかもっていない場合は他に本人確認できる写真付きの書類が必要になることがあるのでので確認しておきましょう。
まとめ
マイナンバーカードの提出になんとなく抵抗がある方も多いでしょう。
ですが、証券会社で口座開設する場合は提出が必須になりました。
提出をしたくないと思っていても、資産運用を考えたら証券会社に口座を持つことが大前提になるんですよね。
IDECOとかで運用すればいいんじゃないかと思うかもしれませんが、IDECOでも運用商品に株や投資信託を選ぶのであれば、結局証券会社に口座を作ることになるでしょう。
銀行口座についても2018年1月から始まった預貯金口座付番に対応するため、マイナンバーの届出への協力をお願いされるようになりました。
これからはいろんな場面でマイナンバーの提示が求められるようになってくるでしょう。
マイナンバーを取り扱う業者もセキュリティには注意をしています。
マイナンバーの提出をためらって資産運用の機会を逃さないようにしてくださいね。